
「20歳になったら年金の通知が届いたけど、毎月約1万7千円なんて高すぎて払えない…」と悩んでいませんか?バイト代だけでは生活や学費でギリギリですよね。でも、そのまま放置するのは絶対にNGです!今回は、学生の年金支払いを後回しにできる国の救済制度「学生納付特例制度」をご紹介します。これさえ使えば、お金がなくても将来大損するのを防げます。5分でわかる対象条件や申請方法をチェックしていきましょう!
学生納付特例制度とは?(概要)
「学生納付特例制度(がくせいのうふとくりせいど)」とは、20歳以上の学生で、収入が少なくて年金(国民年金保険料)を払うのが難しい場合に、支払いを「後回し(猶予)」にしてもらえる国の大切な制度です。
日本の法律では20歳になると全員が年金を払う義務がありますが、学生の間は学ぶことが本分です。そのため、「社会人になってお金を稼げるようになってから払えばいいよ」と国が待ってくれる仕組みになっています。
一番やってはいけないのは、払えないからといって「未納(無視して放置)」にすることです。放置すると、万が一のときにサポートが受けられなくなる危険があります。
いくらもらえる?(給付額・メリット)
この制度は直接お金が「もらえる」わけではありませんが、利用することで間接的に何十万円、何百万円もの大金を損するリスクから守られるという巨大なメリットがあります。
- メリット1:未払いでも「年金を払っていた期間」にカウントされる 将来もらえる年金の額は、これまでに年金を何ヶ月分払ってきたかで決まります。この制度を使えば、お金を払っていなくても「期間」としてカウントしてもらえるため、将来年金が1円ももらえなくなるリスクをゼロにできます。
- メリット2:障害年金や遺族年金がもらえる(超重要!) 万が一、病気や大きなケガで障害が残ってしまったとき、国から毎月生活費(障害基礎年金)が支給されます。ただし、年金を「未納(放置)」にしていると、この保証が1円も受け取れなくなります。制度を申請していれば、しっかり国に守ってもらえます。
- メリット3:10年以内なら、後から払って将来の年金を増やせる 社会人になって心や金銭面に余裕ができたら、過去の学生時代の分を後から支払う(追納する)ことができます。後から払えば、将来もらえる年金の額をちゃんと満額に増やすことができます。
私は対象?申請できる人の条件(対象者チェック)
以下の2つの条件をどちらも満たしていれば、この制度を利用することができます。
- 大学・短大・専門学校・高校などに通う学生であること
- 夜間部や通信制、日本語学校、一部の海外大学の日本校に通っている場合も対象になります。
- 本人の前年の所得(収入から経費などを引いた額)が基準以下であること
- 目安として、「アルバイトの年間収入が128万円以下」であれば全く問題なく対象になります。
※よくある勘違いとして「親の収入が多いからダメかも…」と思う方がいますが、この制度は親の収入は一切関係ありません。あくまで「あなた自身の収入」だけで審査されます。
失敗しない!申請までの具体的な手順(ステップ別解説)
手続きはとてもシンプルで、以下の3ステップで完了します。
ステップ1:必要なものを準備する
まずは申請に必要な書類を手元に用意しましょう。
- 国民年金保険料学生納付特例申請書(役所の窓口にあるほか、日本年金機構のサイトから印刷も可能)
- 年金手帳 または 基礎年金番号通知書(20歳になると家に届く書類です)
- 学生証のコピー(両面)または 在学証明書
ステップ2:書類を提出する
準備ができたら、以下のいずれかの場所へ提出します。
- 自分が住んでいる市区町村の役所の「国民年金担当窓口」
- 近くの「年金事務所」
💡 【おすすめ】スマホとマイナンバーカードでオンライン申請も可能!
わざわざ役所の窓口に行くのが面倒な場合は、「郵送」のほかに「電子申請(オンライン申請)」がとても便利です。
マイナンバーカードをお持ちであれば、スマホの「マイナポータル」アプリを使って、自宅からいつでもネットで申請を済ませることができます。学校の合間や夜間でも手続きができるので、対象の方はぜひ活用してみましょう!
ステップ3:結果のハガキを待つ
申請から約1〜2ヶ月後に、自宅に「承認通知書」というハガキが届きます。これが届いたら無事に手続き完了です!

注意点・よくある疑問(Q&Aや失敗談)
- Q. 毎年申請が必要ですか?
- A. はい、毎年申請が必要です。 この制度の有効期限は「4月から翌年3月まで」の1年間です。そのため、大学2年生で申請しても、3年生になったらもう一度申請を出す必要があります(学校を卒業するまで毎年手続きを行います)。
- Q. 過去に払えなくて放置していた分も今から申請できますか?
- A. 過去2年分までなら、今からでもさかのぼって申請できます。 「20歳になったときにハガキを無視しちゃってた…」という場合でも諦めずに、今すぐ窓口に相談しましょう。
まとめ
20歳になって突然年金の書類が届くと焦ってしまいますが、お金がないからといって無視して放置することだけは絶対にやめましょう。
「学生納付特例制度」は、国が学生の皆さんのために用意してくれた正当な権利です。手続きさえ済ませておけば、お金を1円も払わずに、万が一のケガの保障も、将来の年金をもらう資格もすべて手に入ります。
学校の種別や自分の収入で少しでも気になる点がある場合は、公式サイトや近くの役所の窓口で最終確認をして、ぜひ早めに申請を出してくださいね。賢く制度を利用して、安心して学生生活を送りましょう!



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